Tech と Culture

テクノロジーとカルチャー

雑記

とうとうiPadが発表されました。

ちまたでは、売れないと言っている人たちも結構いるようですが、私はかなり売れると思いました。
一家の主婦がリビングに一台置いておくのに最適のネットビューワーだと思います。

(android or ChromeOS) + Tegra のタブレットも盛んに噂になっていますが、「これはアップルが相当リードしたなー」というのが私の感想です。
LEDバックライト付きIPS液晶は、公開された動画を見る限りかなり綺麗です。このレベルのものを付けたら android + tegra でも3万5千円ぐらいにはなるような気がします。そしてソフトウェアもiPhoneでかなり沢山そろっているとくると、なかなか厳しい闘いになるのではないでしょうか。
ただ、液晶で読書したいとは思わないので、ちまたで言われているほど kindle は壊滅しないのではないかと。

あるHPで、「iPadアラン・ケイダイナブックだ」と書いてありましたが、なるほどと思いました。
Flashが使えない、マルチタスクでない、カメラが無いといろいろありますが、それでもこれで三十数年をかけてようやく初期に思い描いた理想のパーソナルコンピュータが現実になりつつあるなと思います。

Flashについては、Appストアでエコシステムを独占したいというアップルの戦略による締め出しだと思います。Flash開放への圧力はどんどん高まっていくだろうなと思います。それまでに台数を売ってしまえばかなり有利です。SoCも自社開発ですので、台数が出ればさらなる値下げの可能性もあると思います。

なんにせよ、「やっとタブレットの時代が来たかー」としみじみ思いました。


そんな中、次世代のパーソナルデバイスを感じさせる動画を見ました。

以前、携帯電話に小型プロジェクタと画像認識カメラを積んで、テーブルにキーボードを写してそこをタッチして入力するものを見たときにこれは良いなと思ったのですが、もっといろいろなアイデアが見れます。

画像認識とデータマイニングLSIの次の大きな競争場所かなとも思いました。