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YCbCrメモリ+コントローラ アドレス生成 1

YCbCrメモリ+コントローラ部分の後段側アドレス生成部は、メモリアクセスによって、4:1:1または、4:2:2フォーマットのアップサンプリングを実現するため、少し複雑になります。
(4:4:4は、検証する motionJPEGファイルサンプルが手元にないことと、あまり使われてないようなので今回は対応しません。)

生成するべきアドレス順は以下のようになります。
yccmemadd1.png

このようなアドレス生成を実現するためには以下のような構造にします。

yccmemadd2.png
Yアドレスについては、4:1:1 4:2:2 同じになります。
8ビットカウンターを作りカウントアップしていきます。4ビット目を取り除いて、7ビット目に挿入して出力します。

Cb,Crアドレスは、サンプリングファクタによって数列が異なります。
4:2:2の場合は、8ビットカウンタをカウントアップしていき、最下位ビットを出力しないことによって生成できます。
4:1:1の場合は、少し複雑ですが、8ビットカウンタをカウントアップしていき、1ビット目4ビット目を出力しないことによって生成できます。アドレスは7ビットですので、最上位に常に0を出力します。