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Beagleboard-xMでAndroidを立ち上げるまでの情報

Beagleboard-xMでAndroidを立ち上げるまでの情報を書いておきます。

Beagleboard-xM rev.B
Android TI 提供のFro-Yo

です。

Beagleboard-xMは、digikeyで買うのが一番簡単。日本のサイトから購入してもアメリカのサイトに飛びます。
最近はアメリカで注文しても数日で届きます。
HMDI端子が付いていますが、HDMI信号は出ていないという変な(?)仕様のため、HDMIからDVIへの変換器が必要になります。また、シリアル出力をTeraterm等で受けるため、PCにシリアルが無い場合(多分ほとんど無いはず)USB-シリアル変換器もあった方が良い。
電源は5Vジャック。

購入するとSDカードが一枚ついてきます。これにはLinuxが入っています。
ディスプレイとteratermを接続して、電源を入れるとそれだけでLinuxが起動します。

以上が最初の動作確認。

最初についてきたSDカードはそのまま残しておいて、他のOSをインストールするSDカードを購入します。私は相性問題がありました。私の場合、東芝のSDHCは3枚とも問題なく動作しています。

私は最初にUbuntuをインストールしてみました。

http://elinux.org/BeagleBoardUbuntu
の情報でプレビルドのイメージが簡単にブートできます。Beagleboard用のSDカードパーティションも自動で切ってくれるので、そのままSDカードのパーティションだけ残して、Androidのインストールに移りました。

Beagleboard-xMで動作するAndroidは複数ありますが、TIからリリースされているFro-Yo-Devkit-V2.2を使用します。
http://processors.wiki.ti.com/index.php/TI-Android-FroYo-DevKit-V2.2_UserGuide
にTIのユーザガイドがあります。
プレビルドなら簡単にブートするはず。

以下に、最初にBeagleboard-xMでAndroidを立ち上げるときに役に立つ情報源をあげておきます。

1. solaさんのHP
   http://blog.sola-dolphin-1.net/
  様々なボードでとりあえずAndroidを動かすための情報が満載。多くの人が参考にしているページ

2. 電脳羊(Android dream)
http://xiangcai.at.webry.info/
私は初期の頃、このページの情報がすごく役に立ちました。

3. 基礎から学ぶ 組み込みAndroid (書籍)
  この本は定番中の定番