Tech と Culture

テクノロジーとカルチャー

雑記

ネットワークガイガーカウンターをmbedで作成し設計データを公開した方がいます。
mbedでガイガーカウンターを作ろう!

「これはすごい!」と思いました。
これを東日本のmakeな人達が作成していけば、自動で汚染マップが更新されていくシステムが作り上げられます。
誤差とかあるでしょうけど、参加する人数が増えていけばそれも小さくなっていく。

まさに、オープンソースソフト+オープンソースハード=オープンソースシステム という感じです。

ソフトウェアはオープンソースの波が大きくて、普通の会社でも文化的にかなりオープンになっています。しかし、ハードウェアに関しては、大きな投資が必要なことから、なかなかオープンなカルチャーにはなりにくいです。
自分もオープンソースハードウェアというのは、なかなかブレイクさせるのが難しいと思っていました。
(価値の高いハードウェアを作るのには大きな予算が必要となるので、オープンソースというやり方を企業が許してくれない)

しかし、そんなものはコンセプトさえ優れていればいとも簡単に破れるのだなぁと思い知らされました。
ネットワーク上で参加者が増えていってプロダクトの価値が上がっていく、まさにオープンソースな性質なプロダクト。すばらしい。