TCP/IP 通信
せっかくLinux上でシステムが動いていますのでネットワークで通信させたいと考えて、TCP/IPのソケット通信について勉強してみました。
二つのHPを参考に勉強しました。
サーバのIPアドレスを指定してソケット初期化を行えば、以降は単純にファイルを読むようにクライアントソフトはサーバのデータを読んでいけるようです。
geekなページに載っているTCPサーバプログラムとTCPクライアントプログラムをコンパイルしてホストコンピュータ上で通信してみました。あっさり動きました。さすがネットワークネイティブなOS! 簡単!
ファイルをリードするようにデータを読んでいくことができることが確認できたので、次は現在のシステムをネットワークに対応させます。
ホストコンピュータ上でサーバープログラムを動かし、クライアントから要求があればmotionJPEGファイルを送り出すように準備します。FPGAボード上ではdjpegのファイルリードを行っている部分をソケットから読み出すように変更します。
これで、ホスト上にあるmotionJPEGファイルをネットワーク越しに読み込みながら表示するmotionJPEGビューワーシステムが完成するはずです。
現在のボードは64MbyteのSDRAMしか載っていないので、再生できるファイルサイズに制限がありましたが、これが動けばもっと大きなmotionJPEGファイルも再生できるようになります。