Tech と Culture

テクノロジーとカルチャー

雑記

非常にラフにDCTのデータパスを一つコーディングして LUT使用率5% クリティカルパス約21nsec

これまでのトップレベルの設計結果が、Slice使用率88%, LUT使用率77% クリティカルパス約20nsec

非常に微妙なのですが、まだ削れるモジュールもあるということで、そのままの構造で設計するjことにしました。

これまで、Cygwin上にgrlib開発環境を構築していたのですが、何故かまともに動かなくなりました。ファイルがあるのに、見つからないというメッセージを出します。grlibは、modelsimやISEを立ち上げる時に gnu makeを用いて、ライブラリをスキャンして自動で立ち上げます。よって、windows上で使用するためには、gnu makeが使える環境が必要となります。
これまでも、cygwin上では少し不安定な所があったのですが(linux上では発生しない)、いよいよ問題が解決できなくなってきました。
grlibのマニュアルを読むと、cygwinのmakeは少しおかしな所があって、動かないバージョン等があると書いてありました。そして、MingWを使用した方が安定度が高いそうです。

MingWは、GRTOOLSという、windows上のgaisler reseachの開発ツールセットをインストールした時にすでに自動インストール済みです。
cygwinは、dllを用いて完全なlinuxエミュレーション環境を作っているようですが、こちらは開発環境のみを構築して非常に軽い様です。msysというものが、この環境上のシェルのようです。こちらに開発環境を作って、modelsimやISEを立ち上げると無事にうまく立ち上がりました。しかし、肝心のleon3のコンフィグレーション命令の make xconfigがうまく動きません。マニュアルには、GnuWIN32 core-utilsをインストールしなければ、make xconfigが動かないと書いてあります。必死になっていろいろ調べるのですが、windowsに詳しくないためインストール方法がなかなか分からず悪戦苦闘しました。
結局、すでにインストール済みだが、PATHが通ってないことが判明しました。
パスの通し方も良く分からず、必死に調べて、msys上の /etc/profile にPATHを追加すると無事に make xconfigも動きました。

この環境立ち上げにものすごく苦労しました。 linux kernel のコンパイルは、linux上(私はVMware)でしかできないので、環境をすべてlinuxにしたいのですが、modelsimだけが、windows上でしか動きません。。。 
windows上で問題が起こると、猛烈に時間を取られるので、今後問題が起きないことを祈るのみです。