Tech と Culture

テクノロジーとカルチャー

ソフトウェア(アプリケーション+デバイスドライバ)開発スタート

ハードウェアが動作したので、ソフトウェアの開発スタートです。
FPGAに搭載されているLeon systemのコンフィグレーションが変わりました。
(gaisler research提供のbitファイルは様々なペリフェラルやFPUが詰め込まれています。その代わりキャッシュサイズが小さめのようです。)

それにあわせて、snapgear linuxやmotion jpegソフトをコンパイルし直します。
コンパイル環境はすでに作ってあるので、$SNAPGEAR_HOME ディレクトリで、make xconfig を行い、自分が作ったハードウェアのコンフィグレーションに合わせてコンフィグします。FPUの使用チェックボックスもはずしました。

その後、make dep, make で、motion jepgソフトも含む、snapgear linuxのイメージファイルが出来上がります。このコンパイル時間もPCが新しくなったら相当早くなりました。VMware上でも圧倒的な差です。
そして、以前と同じ、QQVGAサイズのmotion jpegをフレームバッファに表示させると、、、、

以前よりだいぶきれいに見える!  2.6fps 出ています。
motion jpegは、同時に操作したいデータのワークセットサイズが小さいため、キャッシュサイズがダイレクトに性能に効くようです。今後、ハードウェアが入らなくなればキャッシュを小さくするかもしれませんが、このままいけるかもしれません。
よって、 2.6fps が基準のスタートポイントとなります。