Tech と Culture

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Theora on LEON

ぷらぷらとネットサーフィンをしていると、LEONにTheoraという動画フォーマット用のハードウェアをつなげてFPGA上で動画をデコードしましたというホームページを発見!
http://www.students.ic.unicamp.br/~ra031198/theora_hardware/

どうやらTheoraというのは有名なオープンソースの動画圧縮フォーマットらしく、そのハードウェアデコーダもオープンソースで開発されている模様。この人は、それをLEONのAPBに接続してFPGA上で動かしているようです。
やはり、バスが厳しいのか、VGAコントローラ用のボードをつなげて出力している模様。
メモリも二つ使っているっぽい。

MPEGのようなフォーマットのようですので、演算が相当重いのだと思います。
motionJPEGだとハードウェアの負担は相当軽いはずですが、どれぐらいだろう?
Linuxをはずした動画の方がかなりフレームレートが良いのが参考になりました。
組み込みLinuxの本を読むと、Linux Trace Toolkitというものを使ってカーネルとアプリケーションのCPU占有率などを調査するみたいです。しかし、SPARCV8で実績があるかどうか不明。
LEONは、いろんなAMBAペリフェラルが揃っていて、ソースコードもきれいで、Linuxも動くので素晴らしいのですが、弱点はSPARCV8のユーザが世の中に少ないということですね。

デバイスドライバが公開されているので、早速見てみました。
今、参考書を読んで勉強しているレベルですが、大変参考になりました。とりあえず、このソースを改変して動かすことができそうな気がします。