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motionJPEGファイル と ffmpeg

いろいろ調べてみるとJPEGの規格の中に動画の規格はありません。しかし、一枚のJPEGファイルの中に複数の画像を詰め込む規格があります。これをパラパラ漫画のように表示するのがmotionJPEGのようです。
もちろんこのままでは、再生速度がマシンによって変わってしまうし、音声も格納できません。そこで、AVIファイルやMOVファイルはmotionJPEGを基本のエンコードとしたコンテナ規格として定められている模様です。
今回はAVIやMOVファイルのデコードはせずにmotionJPEGファイルをパラパラ漫画のように表示します。15fpsぐらいでれば動画のように見えるのですが、どれぐらい出るかは未知数です。

とりあえず、プログラムのデータとなるmotionJPEGファイルを作らねばなりません。
インターネット上にある、デジカメで録ったAVIファイルから画像がたくさん含まれるひとつのjpegファイルをffmpegというプログラムを用いて生成します。

ffmpeg -i xxx.avi -vcodec mjpeg -qscale 1 -s qvga -an output.mjpeg

とすると生成してくれます。出力サイズもコントロールできます。